パチンカスのオレが更生する

今まで損してきた分これからの人生で取り返す

パチンカスのオレがギャンブル依存症であることを自覚する

はじめに

私はギャンブルに依存していた生活を変えようと思い、

色々な趣味を持とうと始めた1つがブログ活動ですが、

自分が本当にギャンブル依存症であるかを確認してみたいと思います。

ギャンブルを辞めたくて、困っているアナタ。

本ブログを読んでいただき、本当に自分がギャンブル依存症であるか、

確認してみてはどうでしょうか。

もしかしたら、ギャンブル依存症ではなく別の原因でギャンブルがやめれない

のかもしれないですよ。

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ギャンブル依存症の定義 

ギャンブル依存症という言葉はよく耳に聞きますが、その実は一体

どのようなものなのでしょうか。ギャンブル依存症の診断基準として、

よくアメリカ精神医学会による『精神疾患の診断と統計マニュアル 第 5 版 』

(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 以下、DSM-5)

が用いられます。DSM−5はギャンブル依存症に関わらず、日本における

精神疾患の診断の際に最もよく使用されるマニュアルの一つです。

DSM−5では

【基準A】

ギャンブル依存症の特徴を示す9項目のうち、4つ以上に当てはまること

※項目については後述

【基準B】

その賭博行為は躁病エピソードではうまく説明されないこと

※躁病エピソードについては後述

 

上記の基準A、基準Bの両方を満たす場合、ギャンブル依存症であるという診断が

つきます。

 

ギャンブル依存症の特徴を示す9項目とは

ギャンブル依存症の特徴を示す9項目は以下の通りです。

過去12ヶ月の間で9項目のうち、4項目以上当てはまるということであれば、

ギャンブル依存症の可能性があります。

  1. 興奮を得たいがために、掛け金の額を増やし賭博をする欲求。
  2. 賭博をするのを中断したり、または中止したりすると落ち着かなくなる。またはいらだつ。
  3. 賭博をするのを制限する、減らす、または中止したりするなどの努力を繰り返し成功しなかったことがある。
  4. しばしば賭博に心を奪われている(例: 過去の賭博体験を再体験すること、ハンディをつけること、または次の賭けの計画を立てること、賭博をするための金銭を得る方法を考えること、を絶えず考えている)。
  5. 苦痛の気分(例: 無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のときに、賭博をすることが多い。
  6. 賭博で金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが多い(失った金を“深追いする”)。
  7. 賭博へののめり込みを隠すために、嘘をつく。
  8. 賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらし、または失ったことがある。
  9. 賭博によって引き起こされた絶望的な経済状態を免れるために、他人に金を出してくれるよう頼む。

程度は以下の通り。

軽度: 4〜5 項目の基準に当てはまる。

中等度: 6〜7 項目の基準に当てはまる。

重度: 8〜9 項目の基準に当てはまる。

 

(日本精神学会監修,高橋三郎・大野 裕監訳,染矢俊幸・神庭重信・尾崎紀夫,三村 將,村井俊哉翻訳.DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引.東京: 医学書院,2014.を基に作成)

 

であるそうです。みなさんはどの程度だったでしょうか。 

 私の場合、全部当てはまりました・・・・

基準A突破・・・

 

躁病エピソードとは

躁病エピソードについては、『DSM-IV-TR 精神疾患の分類と診断の手引 新訂版 』(以下、DSV-IV)にて指標が記載されていましたので、ご参考までに紹介させていただきます。

 

A.気分が異常かつ持続的に高揚し、開放的または易怒的ないつもと異なった期間が、少なくとも1週間持続する (入院治療が必要な場合はいかなる期間でも良い)。

 

B.気分の障害の期間中、以下の症状のうち3つ (またはそれ以上) が持続しており (気分が単に易怒的な場合は4つ)、はっきりと認められる程度に存在している。

  1. 自尊心の肥大、または誇大
  2. 睡眠欲求の減少 (例えば、3時間眠っただけでよく休めたと感じる)
  3. 普段よりも多弁であるか、しゃべり続けようとする心迫
  4. 観念奔逸、またはいくつもの考えが競い合っているという主観的な体験
  5. 注意散漫 (すなわち、注意があまりにも容易に、重要でないかまたは関係のない外的刺激によって他に転じる)
  6. 目標志向性の活動 (社会的、職場または学校内、性的のいずれか) の増加、または精神運動性の焦燥
  7. まずい結果になる可能性が高い快楽的活動に熱中すること (例えば制御のきかない買いあさり、性的無分別、またはばかけた商売への投資などに専念すること)

 

C. 症状は混合性エピソードの基準を満たさない。

例えば、同時期にうつ病であった場合は、躁鬱病である可能性があるため、躁病エピソードには当てはまらないということ。

 

D. 気分の障害は、職業的機能や日常の社会活動または他者との人間関係に著しい障害を起こすほど、または自己または他者を傷つけるのを防ぐため入院が必要であるほど重篤であるか、または精神病性の特徴が存在する。

 

E. 症状は物質 (例: 乱用薬物、投薬、あるいは他の治療) の直接的な生理学的作用、または一般身体疾患 (例: 甲状腺機能亢進症) によるものではない。

 

DSM-IV-TR 精神疾患の分類と診断の手引 新訂版」、医学書院、2002 (高橋三郎、大野裕、染矢俊幸訳、American Psychiatric Association)より引用

 

以上のエピソードを全て満たす場合、躁病である可能性があるということ。

ちなみに私の生活を鑑みると全ては当てはまらないので、

基準Bも突破・・・・

 

最後に

うん。ギャンブル依存症でした。 

 自己診断で指標に基づいた結果なので、一概に決めつけるのは

よくないとは思いますが、現状把握するということは重要なことです。

この記事でいうと、その人はギャンブル依存症ではなく、躁病かもしれない

ということもあります。それぞれ対策は異なってくるため、自分が

どのような状況であるかを今一度、確認してみてはいかがでしょうか。